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尚美学園大学 総合政策学部 ライフマネジメント学科 スポーツコース 江頭ゼミ

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2017.XX.XX

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エスパルスに入社されるまで

 私が清水エスパルスに入社したのは2003年の3月です。ちょうどシーズンが始まる頃でした。他の企業で15年間働いていて、エスパルスに転職してきました。ですから、私が37歳の時です。入社に至った経緯は、たまたま静岡新聞さんに広告が出ていたんですよ。「エスパルス社員募集」って。エスパルスも初めての公募で、それ以降公募を実施していません。ですから僕を採用して失敗したと思うんですけど(笑)公募で入りました。もう本当に新聞の求人広告ですよ。履歴書を書いて、面接やって。Jリーグが出来て10年で、2003年ですから、まだスポーツビジネスとしてはそこまで浸透してなかった時期でした。

学生時代やっておいたほうがいいこと

 色々なアルバイトの経験をしたほうがいいですね。接客業はコミュニケーションに直結するところがあります。しかし、私は接客業ではなく、引っ越しとか三菱電機なのでアルバイトをしていました。ですから接客業をやればよかったと思いますね。あとは英語ですね。やはりこれから、東京オリンピックがあって観光でたくさんの外国の方々が入ってくると思いますから、僕が今学生だったら英語を完璧にマスターしますね。英語プラスもう一カ国語話せていれば人生変わったなと、身長とかは絶対無理じゃないですか。言語なんて今から覚えようとすれば出来るんですよね。今後もっと必要性が高まると思いますので、30年前に戻れるのであれば英語をやっていましたね。

森田さんの仕事の内容を教えてください。

 大営業本部というのは3つのセクションがありまして、運営事業部、物販事業部、大営業部があります。運営事業部は主にチケットの管理と、試合の運営やセキュリティです。物販事業部は、これはもうグッズですね。グッズを企画・製作し、スタジアムでの販売や6店舗あるオフィシャルショップの管理があります。大営業部は収入の柱であるスポンサーの獲得や地域の行政との関わり合いでホームタウンを盛り上げるというセクションです。

プロのスポーツビジネスを志望するにあたり求められる物を教えてください。

shimizu02.jpg まず入るまでの過程として、地元クラブの門を叩いてみるなど、情報を仕入れてみるなどしてみる事ですね。入ってから求められるものと言っても、僕らは新入社員にバリバリ出来るなど期待していませんから、やっぱり、折れない心をもって強いメンタルで泥臭く仕事が出来るかだと思います。コンサートなどと違って、スポーツですから勝ち負けがありますからね。あとは笑顔と素直さが大事だと思います。これはどの職種でも言える事だと思いますが、相手に一緒に働きたいと思われることが重要ですね。

新卒でどこかの企業に入りスキルや知識を磨きながらJクラブへのチャンスを待つ場合どのような会社選びがいいですか?

 クラブでも業務内容によると思いますが、運営であれば警備会社でいろんなノウハウを身に着けるとか、物販であればグッズなどもありますので商品開発とか、あとは広告代理店とかですね。クラブにある直接的な仕事の外注を受けるようなところのスキルを持てば可能性があるということですね。また、これから先サッカービジネスがかなり伸びてくると思います。DAZNが10年で2,100億円投資したように、徐々にですが、サッカー文化が浸透する時代がこれから間違いなくやって来ます。その時に雇用機会や採用機会が増えてくると思います。そのタイミングで皆さんがどういうスキルを持っているかで入りやすさが変わると思います。

大学生へのメッセージ

 夢を持つ事は大いに賛成です。ただこの世界はどこを拠り所にするかですね。一見、華やかに見えますが、試合の日とかスーツとか着ていると目立って「あれは関係者だな。」って目で見られるというのも正直あり、辛いこととかも結構あります。ここは乗り越えなきゃいけない山なんだなというのがありますから、自分は何を拠り所(やりがい)に仕事をするのかを意識することですね。僕の場合は「地元愛」ですけど。地元のクラブを良くし、皆様の心を豊かにしたいという思いです。一般的に、自分の仕事で、皆さんと共有できることが、なかなか無いと思います。皆さんからご意見や激励をいただいて、そこが非常にやりがいを感じるところであります。そういう中でこの業界は、華やかな世界ですけど、楽しそうだなというイメージで来ると、必ず壁にぶち当たり挫折はすると思います。ですが、夢を追い求めるというのは若い時しか出来ないですから、本当にそういうチャンスがあれば門を叩いてみることですね。

<取材・編集/